とくしまリンカーン
『とくしまリンカーン』とは、“とくしまの若者の、若者による、若者のための県広報ページ”。つまり一般公募で集まった若者たちが、県の取り組みを若者目線で取材し、若者目線で原稿を書き、若者に向けた記事としてあわわに掲載する、という企画なのだ。みんなが抱えるさまざまな疑問を解決していきます!


スラッと長身、軽音楽部でギター&ヴォーカルを担当する阿南市出身の鳴教大生。

大学では心理学専攻とだけあって、人の心を読むのは得意!? 最近は韓流映画にハマり中。

好奇心旺盛な現役高校生。毎日50分かけて自転車通学!体力には自信有り。

リンカーンの編集ボスこと、“テニスの王子様”。笑顔と素朴なオーラが魅力。

 あなたにとってペットはどんな存在? 愛情は注いでる? 面倒はしっかり見てる? “崖っぷち犬”がテレビで報道されたこともあって、捨て犬(猫)の存在がクローズアップされ、飼い主のモラルが問われるようになってきている。人と動物が共存していくためにも、ペットとの接し方や命の大切さを再確認しよう!
Q.あなたにとってペットとはどんな存在?
ペットは家族のような存在! だからしつけもきちんとして、その動物について十分理解したうえで一緒に暮らしていきたいと思っています。家が団地なのでペットを飼ったことはないですが、公園の犬や猫はペットのように可愛がっていました。

隊員4号 マギー

 神山町に『徳島県動物愛護管理センター』という施設があるのを知ってる? センターでは野犬捕獲や収容、飼い主への返還、傷病動物の保護、感染症の検査や検疫などのほか、収容された動物にできる限り生存の機会を与えるため、飼い主探しやしつけ教室も積極的に推進しているよ。
 センターでは犬・猫の収容数が一日あたり30〜40匹前後と決まっている。つまり、それだけ収容しきれずに処分されている犬・猫がいるということ。なんと、徳島は犬・猫の処分率が全国ワースト1だったのだ(2003年度)! 人間の身勝手な理由でペットを捨てたり、放し飼いをすることなどが[ペット→野犬→野犬が子どもを産む→野犬が増加]という悪循環を生んでいる。センターの取り組みもあって、現在はワースト3まで減ってきてはいるものの、今後も飼い主が自覚と責任を持つことを徹底しない限り、まだまだ不幸な動物はなくならない。
動物愛護管理センター 山根泰典さん
“崖っぷち犬”の出現でみなさんの意識が高くなり、『飼い主を探す会』への参加者が増えたと同時に、センターには「なぜ殺すの?」などの声も多数寄せられるようになりました。みなさんの意識を変えることで、処分される犬・猫が減るという事実を知ってください。

▲センター奥には処分を待つ犬・猫がこんなに…。

▲ケガをして収容され、治療を受ける動物たち。“崖っぷち犬”もココにいたのだ。
 『飼い主を探す会』では、犬・猫の正しい飼い方を学べる譲渡講習会を行っている(毎月第2・4日曜13:00〜)。飼い主としての自覚と責任を持ち、地域のリーダーとしてペットの飼育に関するモラルの向上に努めてもらうことが目的なのだ。講習会の後はエントランスに並べられた動物とふれあい、飼いたい動物をリクエストできるよ。また、センターから巣立った犬たちとの同窓会なども行っている。

▲この日は16組の方が参加。最近は寒い時期の参加者も増えてきた。

▲直接ふれあうことで、性格や特徴などを知ることができる。

▲谷岸さん(小松島市)
ペットを飼うことで、子どもに動物を大事にすることの大切さを教えられると思います。家族のように、のびのびと育ててあげようと思います。(お父さん談)
▲民喜さん(鳴門市)
豆柴を飼っているのですが、2匹目が欲しいということで来ました。最初からしっかりしつけないといけないなと思います。
■人と動物が共存するということ
 実際にセンターで何日後かに処分される犬たちを見て、犬好きの私としては、この現状がとても辛くショックでした。飼い主1人1人の責任のなさが動物たちをこうさせたんだと、その場で痛感しました。子どもの頃は動物を見つけたらすぐに触ったり食べ物を与えていたけれど、「かわいいから餌をあげる=本当は自分勝手なこと」ということが分かってきました。将来動物を飼うときは今回学んだことを思い出し、愛情と責任を持って一生涯飼ってあげることのできる知識を身につけたいです!

突然ですがみなさん、“遊山(ゆさん)”って聞いたことありますか? 文字通り“山に遊びに行くこと”つまりは“ピクニックに出かけること”という意味なんだけど、実は徳島はこの“遊山”と深い繋がりがあったのです! 遊山の歴史から遊山の楽しみ方まで、リンカーン流“遊山のススメ”を紹介しま〜す。

■遊山箱の歴史
 旧3月3日(現在の4月5日頃)、お節句の日には子どもたちはみんな“遊山箱”を持って出かけていた。今でいうお弁当箱にあたり、中には巻き寿司や煮染め・ういろうなどを入れた。全部食べたらまた詰め直して出かける。“遊山箱”の起源は江戸時代、木工業が盛んな徳島で、器用な人が小遣い稼ぎに作ったのがきっかけではないかと言われている。実際この“遊山箱”を使っていたのは、“団塊の世代”と呼ばれる人たちが幼い頃。普通にあったこの習慣が、戦後の高度成長期あたりからだんだんとなくなっていった。が、近年この“遊山箱”が再び注目され始めているのです。


▲かつて使用されていた遊山箱。男の子用には緑や青、女の子用には赤やピンクなどが人気だったそう。(写真提供/漆器蔵『いちかわ』)

遊山箱を持って、「ハイ、チーズ!」(昭和29年頃)。遊山の日は、いつもよりオシャレをして出かけたんだって。(写真提供/鈴江智恵子さん)
お邪魔したのは・・・江渕鏡台店
昨年の秋頃から月に2回ほど『遊山箱作り教室』を開催。1つ4000円というお手頃価格で作れるとあって(お店で買うと6000円前後〜)、この日は30人近く参加していたよ。
問/江渕鏡台店 088-622-1314

▲徳島県産の檜を使った遊山箱は、江渕鏡台店の職人さんオリジナル。ひとつひとつ丁寧に作られているよ。

ベースとなる色を決め、何度も重ね塗りします。絵の具を塗りすぎると垂れてくるので注意。使うのは、水性アクリル絵の具。

絵の具が乾いたら、今度は絵を描いていきます。みんな夢中で描いていたよ。
徳島・鳴門が誇る“ウチノ海”は、四国の最北東端に位置する海。一見湖にもに見えるけど、れっきとした海なんだよ。この景観を存分に楽しめるのが、県内最大級の芝生広場やフットサルコートなどを持つ『鳴門ウチノ海総合公園』なのです!

遊山箱から分かった徳島

 “遊山箱”の文化を残すということは、“徳島の伝統・自然を楽しむという習慣が根付く”ということ。せっかく自然や特産品に恵まれた徳島にいるんだから、それを楽しまないなんてもったいない! 友達・家族と遊山に出かけると、会話も弾んで今まで以上に仲良くなれて一石二鳥!! というわけで、この春はみんなで“遊山”してみない?
 第五回『とくしまリンカーン』は、いかがでしたか? ただ「かわいい」という気持ちだけではペットを飼ってはいけないということ、ペットを飼うにはそれに見合った責任が必要だということ、そして改めて命の大切を知りました。また“遊山箱”という伝統に触れ、今まで何気なく口にしていた徳島の食材や見ていた景色が、なんだか輝いて見えました。そんな『とくしまリンカーン』では、この企画を一緒に作っていく特派員スタッフを随時募集中。「徳島をもっと盛り上げたい!」というアナタは、住所・氏名・年齢・連絡先を書いて連絡してね! ご意見、ご感想、特派員応募はコチラまで↓
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